パンダ談

余談。

『多幸感』グルメサイトのヤバい言葉

Google Discoverから引用
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多幸感とは

多幸感というのは、脳内で異常にドーパミンが分泌される時などに起こる。例として、競技に勝利した時やオーガズムが挙げられる場合がある。

参考:多幸感 - Wikipedia

しかし、典型的にこの言葉が用いられるのは、薬物使用の場合である。

多幸感は自覚できるか

日常起こりうる幸福に浸っている時が多幸感ではない。多幸感は通常ではない状態を表す。そのため、誰しも多幸感を経験できるわけではない。

オーガズムの際に感じられるのは快楽や陶酔感、それに関連する満足感や幸福感である。通常、多幸感は該当しない。

「あー今日のセックスは多幸感だわ~」

なんて事はないのである。

非常に幸福な状態には、至福という言葉がある。

至福感でいいのでは

このような場合、通常は至福といいう言葉を用いる。恐らく、より上位の幸福感と誤解して多幸感を用いたのではないかと推測する。

誤用と言えるのか

感覚は個人のものであり、他人には観察できない。その人が「多幸感だ」と言うならば、推測はできるが否定はできないだろう。

しかし、グルメサイトの記事で使う事が適切な言葉でない事は明らかである。ドラッグの効能と同じ特殊な状態を指す言葉が適切かどうかは、誰の目にも明らかであろう。

家族全員が多幸感に包まれたのであれば、「一家仲良く薬物使用」と疑われてもやむを得ない程度に酷い言葉遣いと言える。

ブログの功罪

人の目にとまる事を狙い、過剰に煽情的なフレーズが用いられる事が多い個人ブログだが、近年は個人に限らず、法人ブログも例外ではなくなってきている。多幸感という不適切な言葉を用いてまでアクセスを集めたいとは、なんとも嘆かわしい事である。